春に流行るのは「透明感のある暗めの色」だけど、最近よくあるカラー剤使いすぎると色抜けやダメージがかなり起ってしまう理由

こんにちは。ZACC統括 柳平岳慶です。


今年の春に流行る色は何色ですか?とよく聞かれます。


「何色」とかではないのですが、高明度、高彩度のカラーです。

簡単にいうと


暗く見えるのに透けている色


が流行ってきてます。

こんな感じです。




こんな色ができるカラー剤増えてます。





最近のカラー剤






最近美容室で


「外人さんみたいな透明感のあるカラーにして下さい」



とお願いすると今っぽい髪の色になります。


カラー剤も、どんな美容師さんが使ってもいい感じになるカラー剤


「高発色カラー」


が巷では流行っているので、かなり増えています。





・イルミナ(ウエラ)
・アディクシー(ミルボン)
・スロー(モルトベーネ)
・アドミオ(アリミノ)

ウチではいくつか試して、色もちやダメージが一番なく感じるアドミオ使ってます。



この辺の外国人風になる特殊カラー剤は、お客様でも知っている人が増えてきました。




しかし、このカラー剤使い方間違えると結構危ないです。



髪、傷みます。






カラーリングの仕組みとは


そもそもカラーリングの仕組みとは、大きく分けると



①髪を明るくする 「ブリーチ」



②明るくなった髪に色を入れる 「色味を入れる」





③髪を明るくしながら髪に色を入れる「明るくしながら色を入れる」


の3パターンです。




最近の「外国人風になる」カラー剤


最初の話に戻りますが、最近増えている「外人さんみたいな透明感のあるカラー」を簡単に作ることのできる


「高発色カラー」


とは


こんな感じにできています

髪を明るく(アルカリでブリーチ)して


色を内部に入れる薬(染料)と、正面付近で発色する薬(直接染料)を入れて


ツルツル滑るトリートメントを入れてできています。




普通の色を抜きながら入れていくカラーリングと違うところは、


髪の表面付近で発色してくれる粒の大きな染料が入っています。




高発色カラーのメリットとデメリット


高発色カラーのメリットは


自毛の黒い髪の毛をダブルカラー(ブリーチと色を入れる工程を分けて2回カラーする事)をしなくても外国人っぽい透明感のある仕上がりになれる事です。



明るくしたい人が、透明感のあるカラーにしたいのならオススメです




高発色カラーのデメリットは


薬を塗れば明るくなるので、どんなに色を入れても


抜け切ったら今より明るくなります



やったらやっただけ


明るくなります(ダメージも起こります)



そして、髪の毛の表面付近で発色させる直接染料は


色の落ちるスピードが、



通常のカラーより早いです



まとめ


今っぽいカラー剤は



明るくしたい人、なってもいい人には1回でキレイな色になってくれるのでかなりオススメです。



ただ、パーマや縮毛矯正をされている方には、アルカリが強いのでお勧めできません。


ある程度明るくなったら、アルカリの少ないお薬に「直接染料」入れればダメージレスでキレイな「外国人風」カラーリングができるので、


キレイな色を出したいけどダメージも出したくない方はご相談ください。




ZACC統括 柳平岳慶




柳平岳慶|細毛、ペタンコ、くせ毛、頭の形、まとまらないなどの悩み解決美容師

このサイトはZACC 統括マネージャー柳平岳慶|悩みのある髪質などを改善することに特化した美容師のページです。

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